クリームの赤ちゃんです。
人差し指の絆創膏は昨日アオボウシインコに噛まれました。
予定では1カ月で馴らすつもりでした、あの調子だと1カ月で馴らせるかどうか・・・です。
ちなみにこの後、中指に絆創膏を張る羽目になりました。
子育て中の気の立ったコガネメキシコインコの「こうじ」に、水入れを取る時に噛まれました・・
本題に戻しますが、ベビーが3匹産れました。
クリーム2匹のクリームパイド1匹です。
親をブリーダーさんから引き取って2週間後に産れた次第です。
こちらとしてはラッキーです。
写真では分かり難いと思いますが、良く見てもらうとクリームとクリームパイドの毛に灰色の色素が見られると思います。
これが黒い色素のユーメラニンです。
サンドはこのユーメラニンが無いので、もっと明るい赤茶色になります。
パイド系は元々色素が薄くなるので、普通のクリームとクリームパイドでは基本体色が変わってきます。
あと2~3週間もすればクリームは若干赤みがかった濃い黄色、パイドは明るい黄色になると思います。
この色見の違いが国内ではサンドとクリームに分けられた原因だと思ってます。
大人になるにつれて、クリームは灰色が強くなります。
普通のクリームは少しススボケた色合いになります。
海外では別名でシャンパンとも呼ばれております。
クリームはサンドとブルーの交配で出来た品種ですが、クリームになってしまうとサンドの遺伝子だけ抜く事が困難になります。
この事から推測でクリームはサンドとクリームの2品種結合型だと思われます。
クリームにブルーを交配させた時に、100%ブルーが産れてきました。
本来であればノーマルになると思います。
ちゃんとした遺伝子を鑑定した訳ではないので推測の域になりますが、クリームがサンドとブルーの2品種結合型であれば、確かにこの方法で交配させると100%ブルーになります。
つまり産れた子供はブルー/サンドヘテロという事になります。
ここからサンドの劣性遺伝子を1つ抜こうとすると、今度はブルーの遺伝子の無いノーマルと交配させます。
そうするとノーマル/ブルーヘテロと低確率でノーマル/ブルー・サンドヘテロに分けられます。
低確率で産れるノーマル/ブルー・サンドヘテロをどうにかこうにか探して・・・と言うか、私はここで断念しました・・・
続きますが、どうにかこうにか探して、更に他の劣性遺伝子を保有していないノーマルと掛けると、完全なノーマルとノーマル/ブルーヘテロとノーマル/サンドヘテロとノーマル/ブルー・サンドヘテロに分けられると思います。
こうなってしまうと、誰に何の遺伝子があるかなど分かりません。
ここまでできた系統を数十系統掛け合わせて、ここからサンドだけを戻すなど、正直やるだけ無駄な時間となってしまうのです。
結局のところサンドは品種の懸け橋みたいな品種で、クリームが出来た時にあれこれ混ざってしまって段々訳が分からなくなってしまったと・・・
輸入のインボイスではイエローと記載されておりますが、おそらくは現地の人も分からないのでしょうね。
ちゃんと系統保存をしているブリーダーさんの所にはいると思いますが、実際の所海外でもサンドはいなくなってしまっているのだと思います。
私が勉強をさせて頂いている海外のブリーダーさんは、しっかり系統管理されているのでサンドはいるみていです。
サンド・・・見たかったなぁ・・・俺だったらちゃんと系統管理して繁殖させてたのに・・・
今日の動画
https://www.instagram.com/p/B-COFdYlvph/
デグーのクリームベビー達。
https://www.instagram.com/p/B-CP4ccFCvp/
今育てているノーマルのオカメインコ。
甘ったれで私の後に付いて飛んでくるので、序とフライトと呼びの訓練をしてます。
このまま訓練を続けて、お店の中でも飛ばしてやります。
https://www.instagram.com/p/B-CQNkmFGBI/
私の小桜インコへの溺愛っぷりは尋常ではありません。
ホワイトフェースのターコイズと言われる品種の子です。
良い感じで育ってます。
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